18〜19日目 5ヶ月間の子連れ海外修行 in オーストラリア クリスタルウォーターズパーマカルチャービレッジ

どうも、Yutaです!

2週間の農園滞在を終え、新たな場所へ。

今回は、かねてより楽しみにしていた、クリスタル ウォーターズ パーマカルチャー ビレッジ(Crystal Waters Permaculture Village)!!

ここはパーマカルチャーの創始者 ビル・モリソンがデザインした村(コミュニティ)。

どのようなデザインで、どのように運営されているのか、楽しみです!

 

宿泊場所

Gattonからバスやら電車やらを大荷物と子供を抱えながら移動すること4時間。

遂に到着!!

このVillageでWWOOFのアポイントが取れなかったため、今回は2泊3日でVillage内のCamping AreaにあるCabinに泊まりました。

1泊80$(大人2人で72$、子供1人で8$、幼児は無料)。

こんな宿です。

トイレは共同。

シャワーも共同。温水対応!

食事の提供は無いため、事前に食材を持参し、キッチンで自炊。

 

Villageツアー

本当はWWOOFを活用して、農作業をさせてもらいながらじっくり観察しようと思っていたのですが、WWOOF受け入れのホストさんが出張中で、受け入れてくださるホストさんがおらず。。

ということで、Village内のツアーを予約(大人2人で60$)しました。

 

クリスタル ウォーターズ パーマカルチャー ビレッジとは

このVillageには家が85軒あり、300人程度の人が暮らしているのですが、農業やパーマカルチャーで生計を立てている人はいない(もしくはかなり少ない)とのこと。

これを聞いて、正直ショックでした。。

日本で、農的な暮らしで生計を立てるのは困難な事は理解しています。

しかし、私は農的な暮らし(しかも、小規模かつ自然に優しい暮らし)で生きていきたいという理想を持って、仕事を辞めました。

私の理想的な暮らしは、パーマカルチャーの考え方と非常に近いです。

なので、今回の旅の目的として、パーマカルチャリスト達(しかも、本場のオーストラリアの!)がどのように生計を立てているのかを知ることは重要なポイントでした。

なのに、それなのに。。。(/_;)

と、悲観的に考えても仕方ないので、私は私のやり方で頑張ってみます!!^^

 

話を戻します。

パーマカルチャーを教えることで収入を得ている人はいるそうですが、大半がVillage外で普通に仕事をされているとの話でした。

確かに、見る限りVillage内には家庭菜園レベルの畑しかありませんでした。

スパイラルハーブガーデン!

ではなぜここがPermaculture Villageと呼ばれているのか。

それは、Villageのデザインがパーマカルチャーの考え方に基づいていること。そして、住人がパーマカルチャーの理念に沿って生活していることが理由だそうです。

民家の位置やダムの場所、牧場の場所などがそれぞれに適した場所に位置しています。

これがVillageの地図。

どの家も1エーカー(約1,224坪)程度の広さ。広々としています。

基本的に民家は全てセルフビルド。それぞれが設計し、中古の建材を集めて家を建てているとのこと。

それぞれに個性があり、見ていて面白いです。

水は雨水やダムを利用し、電気はソーラー発電をしている家が大半。

さすがはパーマカルチャービレッジ!!エコへの意識は高いです。

 

ビレッジ内の動物

ここは国立公園に位置しているため、動物には決して危害を加えてはいけません。

創設時(1988年)に植えられた木々は約30年の時を経てすでに森と化しており、数多くの野生動物を呼び寄せています。

日中はBell Birdという鳥の「キンキーン」という甲高い音が心地いい。

*ご参考までに、Youtubeのリンクを貼っておきます。

陸では、カンガルーとワラビーが無防備に生息しています。(Crystal Watersでは動物に危害を加える人がいないため、人を敵だと思っていないようです。)

コアラは極稀に出没するのだとか。

 

 

ツアーで案内をしてくれたのは、Barry氏。

自家用車でVillageを解説しながら1周してくれました。

最後にはセルフビルドのご自宅を案内してくれ、彼のガーデンも見学させてくれました。そしてプレゼントまで。ランチにとガーデンでの取れたての野菜をいただきました。

自宅内の屋根裏部分に据え付けられた雨水タンク。これを生活用水として利用する。

そしてまた夕方に寄ってくれたらディナーで食べるための野菜もくれるとのことだったので、お言葉に甘えて夕食にも彼の野菜をいただきました!

さすがとれたて野菜。炒めて塩で味付けしただけでとてもおいしい野菜炒めができました。

なんともピースフルな敷地内の風景。

Barry氏のガーデン。

 

 

Crystal watersは私たちが考えていたようなエココミュニティーではありませんでした。やはり行ってみないと分からないことがありますね。
(今回は都合が合いませんでしたが、機会があればこのVillageのMAX氏のもとでWWOOFをしてみたいです。)

しかしながら、人々はとてもフレンドリーで親切。ゆったりとした時間が流れていました。

週に一度金曜日の夜にコミュニティーディナーがあり、住人だけでなく、滞在者も参加できるとのことです。(私たちは月曜日から水曜日に行ったので残念ながら参加できませんでしたが。。)

また月一回最初の土曜日にマーケットがあり、音楽や様々な子供向けのイベント、ファーマーズマーケットやオーガニックの食べ物の出店等が出揃い、大賑わいになるとのこと。

Crystal watersに行く場合は、何かイベントがあるときに行くことをお勧めします!

 

クリスタル ウォーターズへの行き方

最後にBrisbaneからの行き方を記載しておきます。

①Brisbane→Landsborough駅 (電車:$8/人)

②Lanesborough駅→Maleny Cooke Park(バス:$3.5/人)

③Maleny Cooke Park→Crystal Waters (タクシー:$77)
*超高額なので、これはやめた方がいいです。笑

 

お勧めの行き方は以下の3通り。

a. Brisbane空港からの場合: 宿のマネージャーにピックアップを頼む($120)

b. 市内に入る場合;Malenyまで公共交通機関で行き、MaleneyからCrystal watersまで乗合タクシーを利用(私たちは帰るとき、利用しましたが$2/人でした。ちなみに宿のマネージャーに予約してもらいました。)

c. ヒッチハイク(若干難易度が高いですが、Crystal Watersから乗る場合は、住人が乗せてくれるために安全だそうです。)

 

では本日はここまで。

お読みいただき、ありがとうございました!

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