34〜41日目 5ヶ月間の子連れ海外修行 in オーストラリア ホークスベリー |vol.1

どうも、Yutaです!

無事にWWOOFの受け入れ先も決まり、新たな農園へと向かいます。

さて、今回はどんな出会いがあったのでしょうか!!

 

移動

移動手段は、いつもの通り長距離バス。

NewcastleからSydneyまで、約2時間半。

シドニーに到着したのはPM11:30

今まで田舎ばかり行っていたので、あまりの都会ぶりに驚愕。笑

とりあえず、予約していたバックパッカーズホテルへ行って就寝。

 

翌朝。

YutaもAkaneも初シドニー!!なのに、まさかのSydney観光する時間無し!!

悔しかったので、良い感じのカフェに入って朝食を食べました。笑

そして、時間がなかった私たちは、こんな感じでSydneyの街を30分だけ徘徊したのでした。笑

注:Akane本人の希望により、普段Yutaが持っている荷物を持っています。誤解のなきよう。笑

 

そして、早速電車でホークスベリーへ移動。

今回初の電車移動!

2階がある電車にビックリ!!

駅に着くと、ホストさんが車で迎えに来てくれていました!^^

 

ホストさんの家に到着

今回お世話になるEric Brocken氏。

聞けば、専門は園芸学。

30年も前にパーマカルチャーの資格を取得され、実際に教鞭も取られたことがある方!

お話をしていても、大変分かりやすく説明してくださりますし、質問にも的確に答えてくださります!

現在は、「Hawkesbury EarthCare Centre」というNPO法人を運営されています。

 

Hawkesbury EarthCare Centre

このセンターのMissonはこれ。

世界中の人が「今すぐ」持続可能な生活をする必要があるという認識を高めること。

そのために必要な情報やスキルを身につける機会を提供することが、このセンターの役割だとの事でした。

うむ、素晴らしい。

 

建物

その言葉通り、建物の建材にも色々配慮されています。

例えば、これが壁の材料。

・近所の川から取ってきた粘土

・木を燃やして得た灰

・コンクリート(全体の10%程度)

 

これを水と一緒に混ぜ合わせて、Mud brick(泥のレンガ)を作って積み上げたり、

 

Rammed Earth(版築:板と板の間に材料を入れ、上から叩いて押し固める方法)にしたり。

 

他にも、家の木材はその地域で切り倒したものを利用。

電力はソーラー発電、水は雨水を使用、トイレはコンポストだったり。

 

ガーデン

ガーデンは、こんな感じ!

ガーデンの形は丸や三角や四角など様々。

畝立ての方法も、波板を使ったり木を使ったり。

塩ビパイプに穴を開けて植物を植えたりもしていました!

どうしても雑草が生えてほしくない場所には、幅1cm長さ2cm位の木くずを大量に敷き詰めていました。2〜3年でその木くずは分解されるため、その度にまた新たな木くずを追加するそうです。

 

Worm Farm

Worm Farm(ミミズコンポスト)もあります。

Worm Farmで育ったミミズは、畑には入れないとのお話を聞きました。

食べ物が少ない畑で育ったミミズと異なり、食べ物が豊富なコンポストで育ったミミズは贅沢で、畑の環境に馴染めないとの事でした。

生活習慣、恐るべし。

近くのオーガニックレストランも、ここまで生ゴミを捨てに来ています。

時々混ぜます。

Worm Farmに入れていいやつと、あかんやつ。

 

Harvest Farms

さらに、息子さんの Aaron Brocken氏(196cmのnice guy!)も同じく農の道を歩まれています。

現在、「Harvest Farms」を立ち上げ、運営中。

リンゴを始めとした果物や、各種野菜を栽培されています。

果樹園

ウォンバットの巣穴!!

 

ここでは、リンゴの木の幹回りに新聞紙を敷いて、その上にコーヒーカスを置いて、木の枝をオモリとして載せました。

(新聞紙は雑草対策。コーヒーカスは肥料。コーヒーカスを新聞紙の上に置く理由は、コーヒーカスが分解された後に土に養分を送り込みたいため。)

あと、接木なんかもやらせてもらいました!

Aという味が良い木と、Bという味が悪い木があるとします。

Aの枝を取ってきて、それをBの木に接ぐと、Aの枝から先は味が良い実が付くのです。

 

お昼は、農園でサンドイッチを焼いてくれました!

 

日本では割と一般的な、農家との年間契約による野菜発送サービスが、今オーストラリアでじわじわと広まり始めています。

オーストラリアでは、「TEIKEI(多分、提携。笑)」という名前で日本の上記モデルが紹介されているようです。

オーストラリア版TEIKEIは、CSA(Community Supported Agriculture )と呼ばれており、Aaron氏もこれを実施されています。

他にも、色んな構想を持たれており、これからが楽しみなFarmです!

周囲には国立公園もあり、空気が綺麗で最高の環境です。

彼はそんな農園の敷地内に住んでいます。

農園の奥の細い道を行くと、

現れたのがティピ!!

これが彼の住居なのです。

意外にも、中は広々!

この家からもうちょっと奥まで歩くと、こんな絶景も見れます!!

 

ワイルドな彼は、高校を卒業してから世界各国を渡り歩いたり、セーリングで海峡を渡ったりした事もある超行動派。

私と同年代ですが、尊敬することばかり!

 

良き親子関係とは

このEricとAaron、親子であり良き相談相手であり、良きライバルのような関係。

見ていて微笑ましいです。

 

ある夜、Ericに「なぜAaronが情勢の悪い国やセーリングに行くのを許したのか?」と聞いた事がありました。

Ericの答えはこうでした。

 

「私の好きな歌手が言っていたことだが、親の役目は子供が頼ってきた時に手を差し伸べてあげる事だと思うんだ。もちろん心配もあるが、彼が自分で決めた事だ。極論、死んだってそれは彼の人生なんだ。私もそうして生きてきたんだ。」

 

めちゃめちゃカッコイイ!最高にクールな親子でした!

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました!!

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