どうも、Yutaです!!
さてさて、冬も本番となってきました。
自分で家を増築し、そこに薪ストーブを設置しようと考えていましたが、いまだに家の増築が始まってもおらず、今シーズンも石油ストーブに頼ろうと思っていた矢先、突如舞い込んだ薪ストーブを貰える話。
ノリで、今の家に設置することに!笑
とりあえず何でもいいから薪ストーブを設置したいと思っている方、必見です!
薪ストーブ設置に際して必要な装備
今回、私は全て廃材で対応しましたが、買うならこんなモノを用意すれば同等のモノが揃います!
絶対必要なもの
① 薪ストーブ
② 煙突
ご自宅の設置環境に合わせて、煙突の本数とエビの数は調整願います。
↓1本あたり有効寸法83㎝。直径106㎜。
↓直角に曲げる用。(煙突掃除がし易い、蓋付T字という商品もあります。)
↓斜めに曲げる用。
③ 火バサミ
あったら良いもの
④ 耐熱手袋
⑤ 耐火板
↓ケイカル板というのが便利です。壁や床と薪ストーブの間をこれで仕切っておくと、壁や床へ伝わる熱をかなり減少させることが出来て安全です。
↓薪を自分で調達する場合は、鉈が必要です。焚付用に割箸ほどの細さの薪を作りましょう。エビタイプは、刃が傷みにくいので個人的にお勧めです。フルタングタイプはバトニングしても壊れにくくて良いです。
↓もちろん、斧も必要になってきます。
もちろん、チェーンソーも必要です。
他には、床に散らばった薪のカスや灰を掃除するホウキとチリトリ、薪ストーブの下に置くレンガなどがあればベターです。
さて、では本題に移りまして、今回我が家で使用した物品や方法について記載しますね!
機種
貰えることになったのは、この5年間使い倒した薪ストーブ。
北海道の会社ですから、暖かそうな薪ストーブを作ってくれていそう。
これは、5年前は7000~8000円位だったようです。(持ち主談)
今でも色んなモデルや、似たような価格帯の製品があるので、気になった方はチェックしてみてください!!
実際に設置してみると、長い薪も太い薪も使えるし、安くて軽くて、最初の一台としてもかなり良い選択だと思います!
これを導入してみて、気に入れば数年ごとに買い替えれば良いし、これで薪ストーブユーザーとしての経験値を上げて、高価な薪ストーブにチャレンジするのも良いと思います。
私自身も、実際に使ってみて色んな気付きがありました。
設置方法
実際の設置の様子は、こちらの動画を見てください!
動画で伝わりにくい部分を、以下に補足するようにします。
設置場所
まずは設置場所を考える必要があります。
何よりもまず、どこに煙突を通すかを考えましょう!
薪ストーブは、煙突9割(いや、もっとかも?)と言っても過言ではないくらい、煙突が大事なんです。
理想を言えば、薪ストーブ設置場所から真上一直線に伸ばすのがベスト!
ただし、天井と屋根を貫通させる必要があり、施工には高度なレベルを要します。DIYじゃないのなら、結構お金かかります!
で、我が家では、多分最も簡単かつ安価な方法を採用!
それは、『窓はめ殺し法(笑)』です。
窓から煙突を出すので、設置場所は窓の傍で決まりです。
煙突
出し方
先ほどご紹介した、『窓はめ殺し法(笑)』でいきます。
図にするとこんな感じ。
この方法だと、全く家を傷つけることなく煙突を室外へ出すことが出来ます。
窓は動かせなくなりますが、春が来て薪ストーブを撤去する時に、板も一緒に外せば窓も動かせるようになります!
伸ばし方
図にするとこんな感じ!
全て90度で曲げて、垂直に空へ伸ばそうと思っていましたが、廃材の煙突が足りなくて、斜め引きにしました。
これでも特に煙突の引きは問題ありませんでした!
煙突は、風で煽られて抜けたりしないように鉄板ビスで固定しておきましょう。
設置の方法は以上のような感じで、我が家でもわずか1時間40分での設置となりました。
めちゃくちゃ簡単なので、ご興味がある方は是非試してもらいたいものです。
ただし、火を扱うものなので、危険と隣り合わせであることはしっかり頭に入れておく必要があります。
薪ストーブを設置・使用する上での基礎知識も、一部ですがここにご紹介しておきますね!
設置基準
建築基準法や消防法、さらには各市町村の条例などで規定がある場合もあります。
安心・安全に、そして近隣の住民の方へご迷惑をかけないためにも、この辺りは確認しておいた方が良いです。ただ、法律の文章は大変分かりにくいので、薪ストーブのメーカーさんに聞いてみたり、HPに設置方法を書いていてくれたりしている事も多いので、そちらで確認するのが早いです。
ちなみに、こちらは新保製作所さんのHPに掲載されているものの一部です。
メンテナンス
特に、煙突のメンテナンスが超大切です。
燃焼によって発生した暖かい煙(しっかり乾燥させた薪を使ったり、燃焼時に空気をしっかり供給する事で煙の発生は抑えることができますが。)は、煙突内をグングン上昇して室外へ放出されます。
シングル煙突と言われる断熱構造の無いシンプルな煙突だと、煙が煙突内を上昇している間に、徐々に冷えてきて流速が落ちます。それと同時に、煙が煤となって煙突内部に付着します。
煤が付着すると、煙突内を流れる空気に乱気流が生じてしまい、スムーズな流れが阻害されます。
これにより、薪ストーブの扉を開けた時に煙が室内へモクモク出てきてしまうのです。
そして、最悪のケースは【煙道火災】です。
高温で燃焼させた時に、その熱で煙突内壁の煤が燃えてしまい、煙突は瞬く間に真っ赤になり、おそろしい熱を発します。
そうならないために、煙の引きが悪くなってきたと思ったら、煙突掃除をしてください。
目安としては、最低でも1シーズンに1回。1か月に1回やっておけば、大概大丈夫だとは思います。
以上、【とに生き流】安い、早い、簡単な薪ストーブ設置術でした!!!!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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