再び、高知の山奥へ

*これは、2018年1月下旬の出来事です。

どうも、Yutaです。

千葉への遠征を終え、再び極寒の高知へ。

さてさて、我々は電気無しガス無しの生活に耐えられるのか!?

寒すぎるぜ、四国のど真ん中 嶺北!

時には−10度を下回っていた。。

追い打ちをかけるように大雪。

雪の重みで頭を垂れる竹。

中学校の時、技術の先生が「硬い=もろい。柔らかい=粘り強い。」と言っていたのを思い出す。

トタン屋根にはもちろんツララ。

湧き水はポタポタとしか出ていないので、それが凍って大きな氷塊に!!

写真

下の通り、吹雪で外は見えない日も。

ちなみにこの建物(離れ)には、写真の左手に見える壁があるだけで、それ以外は壁無し。

家の中は煙が充満するせいで火が使えないので、ここで調理及び食事をしていました。

それにしてもKAO、寒そう。。

 

こんな冬ですが、聞くところによると、今年が特別寒いらしい。

今年だけであってくれ。

 

真冬の救世主

電気がなくても、ガスがなくても、我々を暖めてくれるやつ。

完全に存在を忘れていました!

そう、湯たんぽ!!!

彼に出会ってからというもの、寝るのが怖くなくなりました。

本当に、本当に暖かいやつなんです、彼。

徐々に温度は下がりますが、起きた時も「まだちょっと暖かい?」と感じることもありました

エコですし、オススメですよ〜!!

 

制作物のご紹介

コンポストトイレ ver.2

やはりトイレが問題。

これまでのやつは、ありえない位簡易式。笑

まさかの来客の予定が入ったため、ほん〜の少しバージョンアップ!!

これは後方からの写真。

前方からの写真。

材料はすべて敷地内のものを使用したので、費用は0円。

プラスチックタンクの下は30cm程掘り下げています。

排便後(尿のみの場合は不要)は、枯葉一掴みを投入します。

それにしても、この中で難しかったのが便座の作成。

こんな感じで、ノミで一枚板を丸くくり抜こうと思ったのですが、、、

こうなるんです!!

木は当然、木目に沿って割れ目が入りやすいのですが、ノミを使うとどうしても衝撃が加わりすぎて、弱い部分が割れちゃいました。(3枚挑戦し、全部割れました。。)

で、最終的に作ったのは、こんなやつ。(これは試作品です。完成品は写真を撮り忘れました。)

要は、割れたやつ同士をくっつけました。

その際、どうしても釘を使いたくなかった(こだわりです)ので、蟻継ぎという在来工法の継ぎ手を使用。(台形の部分が蟻の頭に見えるから、蟻継ぎ。)

全然綺麗には出来ないし、時間もかかるんですが、今のように物が溢れていない時代に、自然の物と技術を駆使して日本人がやっていたことと同じ事をやっていると思うと、超ワクワクするんです!!

全然笑っていないが、超楽しんでいるYuta氏。

箸入れ

これは、竹を切って、鉈で割って、そこの節の部分に複数の小さい穴を空けただけ。

(後に気付くのですが、竹細工をするときは油抜きをした方が竹が長持ちする模様。それについては、改めて記事を書きます。)

首飾り

娘への誕生日プレゼントの一つ。

以前から、プレゼントを買って渡すことが多かったのですが、何かを作ってあげたいと思っていた私。

会社員時代は忙しさにかまけて、それが出来ていませんでした。

しかし、ここでの生活は、私にとってはゆとりだらけ。

竹とツルでハートのネックレス!

 

子供達の様子

基本は寒くてあまり動けませんが、

この頃は柚子狩りを良くやってました。

霜に当たる前に収穫しないと中身がスカスカになるらしいのですが、私たちは1月からここに来たので、致し方なし。

竹で柚子狩り棒を作り、二人でいっぱい取ってくれました。

収穫後は、Akaneが柚子ジュースを作ってくれます!

 

創作意欲も湧いているようで、頑張ってノコギリを使ったりもしています。

これは、MEI作のシーソー!

家の行くまでの坂道では、登坂中に焚き付け用の杉の葉を拾ってきてくれたりもして、助かっています!

 

まさかの来客

以前もブログ内でご紹介した、志果さん。

東京在住で、ニュージーランドにて偶然お会いした方。(その時の記事はこちら。)

ニュージーランドにて、高知に移住しようと思っている旨をお伝えしていました。

すると、志果さんが帰国されてから、「高知に移住するかも!」との連絡が!

この時は、2017年12月。

まさかな〜と思っていると、話はグイグイ進んでいたようで、高知に物件の下見に来るから、そのタイミングで我が家にも来てくれるとの事!

これが2018年1月。なんという、行動力!!(後日談ですが、3月に高知県民になられました。笑)

そして、本当に来てしまったのです。

何もない、我が家に。笑

カレーを食べ、

囲炉裏で裏山から取ってきた竹をゴウゴウと燃やして暖をとりながら語り、

夜は、電気もないので早々に湯たんぽと共に寝ていただき、

朝は、室内でも寒くて白い息を吐きながら、ご飯と漬物をみんなで食す。

普通に考えれば厳しい環境で、かつ質素な生活。

正直かなり不安でしたが、志果さんはタフでした。笑

さらに、私たちの暮らしや考えに深い理解を示してくださり、たくさんの刺激や示唆もいただきました。

本当にありがとうございます!!

最後は、記念撮影!

本日はここまで。

お読みいただき、ありがとうございました!



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