1/7-10 文明から隔離された田舎暮らし

どうも、Yutaです。

古民家に住み始めて5日間の様子をレポートします!!

寒い朝

朝晩は大変冷え込みます。

そんな中でも、我が家には電気もないので、コタツも無い。

それどころか、ストーブも無い。

暖を取る方法が無いのです!!笑

一度、実験で家の中の囲炉裏跡で火を起こしてみましたが、煙がうまく抜けてくれなかったので、断念。。

茅葺き屋根だった頃なら大丈夫だったと思いますが、今はこの家はトタン屋根になっていて、それなりに密閉されているんですよね。

暖かくなって動けるようになってから、煙を外にうまく逃がせるような改造をします。

 

話が逸れましたが、とにかくこの頃は、夜すぐに暗くなるので、PM7:30位には寝ていました。

(この頃、ロウソクから進歩して、キャンプ用のランタンも使用し始めました。)

寝る時は、思いっきり着込んで布団に顔まで潜って寝てましたね。笑

しかし、問題は朝。

PM7:30に寝てるので、さすがに目が覚めてしまいます。

でも、外は寒い。。

だいたい明るくなってくるのがAM7:30頃でしたが、そんなんじゃまだまだ活動できる温度ではありません。

結局、AM9:00頃まで布団に包まり、ようやく活動を始めるような日々でした。笑

凍りついて、洗濯物は持ち上げても形が変わりません。

 

家、敷地内の観察

これからどんな場所にしていくかを考える上で、その土地の観察は最も大切なことの一つ。パーマカルチャーの基本です。

昔この家に住んでいた方は、どのような生活をしていたのか。

雨の日、水はどのように敷地内を流れるのか。

畑を作れそうな場所の土質はどうか。

どこにどんな樹が生えているのか。などなど。

 

そんなことを考えながら、色々と見て回っていたら、発見しました。

動物の糞!!

イノシシの糞!

鹿かと思ったけど、野うさぎの糞!?

ここはニホンザルも出没すると聞いていたので、イノシシなどは想定の範囲内ではありましたが、彼らと仲良くできるだろうか。。

 

あと、気になっていた水。

昔はこんな風に使っていたんじゃあ無かろうか。

しかしながら、湧き水発生ポイントからは、5秒に1滴くらいしか水が出ておらず、生活用水として使うにはかなり厳しい。

写真を撮り忘れていたが、湧き水はこんな感じで湧いている模様。

しかしながら、今はこの溝が、思いっきり埋まっているのです。

なので、この溝を改めて掘ってみて、水量が増えることを期待!!

 

とりあえず、この時は寒過ぎて作業が遅々として進まず、致し方なく公共の上水道を契約することに。

 

制作物の紹介

優先順位 第1位と言えば、トイレでしょう!!

ということで、トイレ作成。笑

見ての通り、柱を適当に横たわらせて便座代わりにして、用を足すのはバケツ。

終わったら、枯れ草を乗せる。

・・・よく家族のみんなは我慢してくれたもんだ。(もちろんですが、これはあくまでも一時的なやつです。笑)

 

お次はコンポスト

生ゴミを堆肥に変えてくれるやつ。

はい、これ!

そこらへんに転がってたボロボロの箱の底を抜いただけ。笑

(写真では奥側の壁が抜けていますが、そこは別の板で塞ぎました。)

これを地面に置いて、中にポイポイと生ゴミを入れていきます。

骨や、枯れ草や枯れる前の草を入れてあげるのもいいです。

地面の下からは、ミミズが這い上がってくるし、アリやハエやゴキブリなども来ますが、彼らは分解のプロですから大歓迎。

コンポストはもちろん外に置きますし、ご近所さんもいないので虫は特に気になりません。

1年もすれば、黒い良い土になっているハズ!!

 

ここでの食事

この生活を始めて、一番最初に思ったことが、これ。

食事って、こんなに質素でもめちゃくちゃうまいじゃないか!!」っていう事。

テレビも無いし、電気も無いし、食事の時は食事に集中。

朝に漬物とご飯があるだけでめちゃくちゃ幸せだと思えるんですよね。本当に。

 

こういう極端に文明から遠ざかった生活をしていると、スイッチ1つで電気が灯き、ツマミを捻れば火が使える有り難さが身に染みて実感できます。

わずか200年位の間にここまで劇的に生活を便利にした「人間」って、すごいな〜と純粋に思えます。

そして同時に、その便利さの裏で犠牲になってきた何か(人間の便利のために自然が破壊されていないか、サービスを提供する労働者に過度に負荷が掛かっていないかetc…)に思いを馳せるのでした。

 

以上!今回はここまで!

次回は、千葉への小旅行(ニュージーランドで出会った方のご縁で、行ってきました)についてレポートします。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます。




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