どうも、Yutaです!
以前にもマンゴーアレルギーの件で少し病院について書きました。
しかし、実は別件でもフィリピンの病院にお世話になっていました。
海外で病気になったりしたら不安ですよね?
今回は、フィリピンの病院事情についてレポートさせて頂きます!
何で病院に行ったの?
マンゴーアレルギーに続き、またもフィリピンの病院に行く機会を得た私。笑
理由は、、、、猫に引っ掻かれたから。。。
なんて馬鹿な事をしたんだ、と、激しく落ち込みました。笑
なぜ引っ掻かれたのか。
木に登っていた子猫を見て、友人が「降りたそうだ!」と言い始め、子猫を掴みました。
が、子猫は抵抗して木にしがみ付いていました。
そこで友人が、「Yutaは自分より背が高い。だから、子猫を助けてやってくれ。」と。
別に猫は嫌いではないですが、病気をもらったら怖いのでフィリピンでは猫に触っていませんでした。
しかし、そんなことを言ったら「心の冷たい奴だ。」とか思われるんじゃないかとか、瞬時に思いを巡らせ、トライすることにしたんです。笑
案の定、猫はめちゃめちゃ抵抗しました。
そりゃあもう、相当嫌がっていました。
爪を思いっきり立てて、木にしがみ付いていました。
しかし、友人を見ると、祈るようにこちらを見ているのです。。
で、仕方ないので木から引き剥がしたところ、猫は足をバタつかせ、それが私の左腕をかすったのです。笑
めっちゃくちゃ浅い傷(ほ〜んのちょっと血が出た)ですが、とりあえず入念に傷を洗いました。
まぁいいかな〜と思いましたが、臆病者の私。
狂犬病がどうしても怖くて、病院に行くことにしたのでした。
診察
前回も行っているので、もう慣れたものです。
同じ病院に単独で行き、猫に引っ掻かれた旨を説明をしました。
すると、熱はあるか?頭痛はあるか?傷は痛むか?などなど聞かれ、下記の注射を勧められました。
・破傷風(Tetanus)
・狂犬病(rabies)
破傷風の治療
こんなこともあろうかと、出国前に破傷風に関しては予防接種(3,850円)をしていました。
*病院の先生が、「破傷風の予防接種なんて、何十年振りやろか?」って言ってました。)
ハハハッ!我ながらナイスです。
【破傷風に関する豆知識】
・発症すると致死率が高い。(口が開き難い、顎が疲れるなどの症状が出る。)
・予防接種後、10年程度で免疫が無くなるらしい。(日本では11〜12歳の時に予防接種を受けるので、20歳以上は免疫が無くなっている可能性あり。)
・破傷風の菌は世界中の土壌に存在するが、日本においては毎年100例ほど認められているようです。(厚生労働省のサイトによる)
・世界中の土壌に生息する菌であるため、土を触る機会が多い方は摂取が推奨されている。
ということで、破傷風に関してはすでに日本で予防接種を受けていることを伝えました。
いつ何回受けたのかを聞かれ、今年の4月に1回受けた事を伝えると、「足りない」と。
1回じゃ足りない・・・?笑
日本の先生は1回で十分って言ってたんですが、諸説ある感じなんですかね?
とりあえず、不十分で破傷風になるよりはマシかと思い、先生の指示に従うことに。
狂犬病の治療
次に、狂犬病です。日を分けて3回(1回あたり2発)の注射が必要で、しかも1発が5,000ペソ(11,200円位)との事!!
超高額!!
先生からは、City Healthという市民病院に行けば安価で注射をしてもらえるとの事で、そちらを勧められました。
結論としては、破傷風はこの民間病院でやってもらい、狂犬病は後日City Healthへ行ってみる事に。
*費用は、クレジットカードに付随された無料の海外旅行保険にてカバーされると思いましたが、経験を積むためにもCity Healthへ行くことにしました。
処方箋
フィリピンでは、薬だけでなく注射も、処方箋を見せて自分で薬局に買いに行く必要があります。
1349.46ペソ(3,020円位)でした。
これを持って再度診察室に戻り、ナースに注射(破傷風のワクチン)をしていただきます。両肩にそれぞれ1発ずつ。
とりあえず、これで不安要素の一つは無くなりました。
後日、City Healthへ
さぁ、残るは狂犬病の注射です。
初めて行くCity Health。要は、公立の診療所ですね。
授業中にたまたまこの事を話したところ、心優しい先生が、「着いて行ってあげようか?」と。
申し訳ないなぁと思いつつも、お言葉に甘えてしまいました。
そして、次の日、初City Health。
こんなところでした。病院というよりはクリニック。
中も外も人でごった返していました。
結構グイグイ行かないと、どんどん後回しにされてしまいそうな感じ。
一人では気が引けるような場所でしたが、先生の先導により無事に注射をしてもらえました!
そして1つ、先生から忠告が。
引っ掻いた猫を良く観察しておきなさい。
もし14日間猫が生きていたら、その猫は狂犬病のウィルスを持っていない。
そこから毎日、猫を観察し、無事に14日間を生き抜いてくれたのがこの白い子猫。
引っ掻かれたのに、なぜか愛着が湧きました。笑
無事に3回の注射を終え、肩はアザだらけに。
ちなみにこのCity Health、料金はなんと無料!!
外国人の私にまで無料で治療をしてくれるなんて、恐縮してしまいます。
City Healthは狂犬病の撲滅に力を入れているそうで、各集落を回っては無料でペットに狂犬病の予防接種をしているそうです。
とは言え、道端には野良犬がたくさんおり、予防接種はまだ行き渡っていないのが現状です。
*裏の路地とか、ちょっと都心から離れた場所には、マジで野良犬がいます。中には、怪我をしていたり、何かの病気を持っていたりしそうな見た目の犬もいます。
皆さんも、もしフィリピンに行かれる際は予防接種をご検討くださいませ。
いや、それよりも猫に近づかないことが大事ですかね。笑
以上、お読みいただき、ありがとうございました!
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