どうも、Yutaです!!
秋も深まり、僕らが住む高知県の嶺北地方でも朝は霜が降り始めました。
焼き芋をする機会があったので、『はじまりの家』流の焼き芋をご紹介!
『はじまりの家』流とは
はい??と思った方!!
ぜひコチラを読んでみて頂きたい!
簡単に言えば、原始的な方法=『はじまりの家』流!
おいしい焼き芋の焼き方
失礼しました。本題に入ります。
所要時間
まず、所要時間は3時間程でしょうか。それより長くても多分大丈夫ですが、短いとちょっと固くなるかも。
焼き芋は、時間に余裕をもって焼きましょう!!
材料
- バナナの葉っぱ
- 灰
- 燃やす材料(枯葉や枝・薪)
- 芋
手順
バナナの葉っぱを地面に敷く
まずは、バナナの葉っぱを地面に敷きます。(バナナ、1年でこんなにもデカくなった!笑)
いきなりバナナの葉っぱとは、ハードルが高いな。。。
と思う方もいるかも知れませんが、この時はたまたまバナナの葉っぱが目に入ったから使っただけです。
目的は、地面からの湿気を防ぐこと。
これ、焚き火をする時の大事なコツです!!絶対テストに出るヤツです!!
特に草が生えている地面は、かなり水分を含んでいます。
そのような場所で火を起こそうとしても、地面の水分が蒸気となって浮上してきて、薪を湿らせてしまい、なかなか火が安定しません!!
なので、地面と薪の間をしっかり防湿するのです。
例えば、そこら辺に落ちている大きめの石を敷き詰めても良いです。
乾いた木を地面に隙間なく並べても良いでしょう。
まぁ、そんな感じです。
葉っぱの上に、灰ー芋ー灰の順で置く
バナナの葉っぱの上に、集めていた灰を敷きます。
芋を並べて、さらに灰を被せる。
芋が灰で汚れるのが嫌なら、芋をバナナの葉っぱで包んだりしてみても面白いでしょう。
とにかく、この工程の一番の目的はこれ。
芋に、直火を当てない!!
直火だと黒焦げになっちゃいますからね〜。
さらに、こんな効果も狙っています。
芋の水分を抜き、甘〜い焼き芋にする!!
濡れた新聞紙で包んだりする方法もありますが、それだと蒸かし芋に近くなっちゃう気がするのです。
この2点をクリアするために思い付いたのが、灰なんです。
時は江戸時代。
幕府の締め付けによって、国民は貧しい暮らしを強いられました。
しかし、そんな中でも我々のご先祖様は知恵を絞り、自然の恵みを活かした多くの発見をし、楽しく心豊かに生きたのです。
世界に類を見ない独特の文化を創り出した江戸時代には、こんな背景があったのです。
めちゃめちゃ話が逸れましたが、江戸時代には各家庭の灰を買い集める業者があったほど、たくさんの灰の使い道がありました。
それを紹介しだすと、もう帰ってこれない位に話が逸れますので、それは別の機会に。。
とにかく、「灰は燃え上がる事なく、じんわり温かくなる」「吸水性がある」という特性に着目して、芋を灰に埋めました。
#そんだけかい
#前置き長すぎ
ちなみに、芋を埋め尽くす程の灰を準備するのも、結構ハードルが高いです。
枯葉はすぐに燃え尽きるので、簡単に灰になります。しかし、かなりの量を燃やす必要があるので、大変です。
もしも、手持ちの灰がない人は、「乾いた砂(粒が細かい方が良い)」とかなら代用できそう。
少し方法は変わりますが、ダッチオーブンの底に石を敷き、その上に芋を置いて、蓋をしてから焚き火をするのも良いです。
灰の上でひたすら焚き火
火を付ける前に、これだけは気をつけて下さい。
それは、火事。
火を甘く見てはいけません。特に秋・冬は空気も乾燥しているし、枯葉や枯草も多いですから、一気に燃え上がる可能性もあります。
延焼を防ぐためにも、焚き火の周りは石やレンガなどで囲っておくと良いです。
あと、いつでも消火できるように、水の準備もお願いします。
準備が出来れば、あとはただただ火を焚くだけです!
細い枝とかだと、火持ちが悪いのでせっせせっせと追加しないといけませんから、できれば自分の腕くらいの太さの木を燃やしたいですね。
なんせ、3時間焚き火する必要がありますから。
実食
まさかの、写真無し!!!笑
今度焼いた時に、写真を撮って掲載しておきます。。
とにかく、灰が水分を良い感じに吸い取ってくれたお陰なのか、ねっとりとした甘〜い焼き芋が完成!!!
もちろん、芋の種類にもよりますけどね。
僕は「ホクホク系」より「ねっとり系」が好きなので、安納芋とかが好みです。(^^)
ということで、以上!焼き芋の焼き方でした!
最後まで読んで下さい、本当にありがとうございます!
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