33日目 5ヶ月間の子連れ海外修行 in オーストラリア パープルペアファーム

どうも、Yuta・Akaneです!

Newcastle の観光を終え、向かったのはPurple Pear Farm

こは、前にホストから教えて頂いた農園。

ちょうどこの日、子供対象のイベント(大人$25)をやっていた事もあり、足を伸ばしてみる事に。

 

Purple Pear Farm

レンタカーで農園へ。

ここは、1998年に始まった農園で、パーマカルチャーバイオダイナミック農法を取り入れて農業をされています。

*パーマカルチャーとは、自然と共存して生きていくための考え方や手法に関するものです。

 

バイオダイナミック農法

この旅に出るまで、私は聞いたことがありませんでした。

が、タイでもオーストラリアでも、私が訪れた農園(オーガニック系)ではしばしば話題に上がります。

話を聞いたり調べたりすると、こんな情報が。

 

ドイツが発祥。(ルドルフ・シュタイナー氏が提唱)

全ての生命は、地球上だけではなく、宇宙からも影響を受けているという考え。

の満ち欠けをもとにして、種まきの時期などが決められている。

農薬や化学肥料は一切使わない

・雌牛の角に新鮮な牛糞を詰め、冬の間土に埋め、春に掘り起こして定量の水に入れ、右に20回左に20回交互に1時間強く攪拌し、その液体を肥料として使う。(牛の角にはパワーが秘められているとか、攪拌することで大地のパワーを肥料に閉じ込めるとか、科学的ではないであろう手法が取り入れられています。)

 

まだ勉強不足なので私は何とも言えませんが、結構複雑そうです。

 

コンポストトイレのご紹介

ここのトイレがちょっと面白かったので、ご紹介致します!

これが、外観。

外のタンクは、雨水タンク。手洗い用です。

その後ろの電話ボックスみたいなやつがトイレです。

この下には大きなポリバケツが置かれていて、ちょうどその上に便器が位置しています。

蓋を開けると、こんな感じ!

小は前方の網の部分へ、大は穴に入るようになっています。

小と大が混ざると、水分過多になって嫌気発酵し、悪臭が発生します。

よく考えられた仕組みですね!

ちなみに、大の後はコップ1杯分のオガクズをトイレに入れて、分解を促進させます。

 

農園のご紹介

少し話が逸れました。

Perple Pear Farmの写真を数枚ご紹介させて頂きます。

これが畑の様子。

円形の畑がポツポツと配置されています。(写真ではちょっと分かりにくいですが。)

写真2枚目のテントの様なものは、移動させる事が出来る鶏の家です。(下の写真をご参照ください。)

この中で鶏は、地面を爪で引っ掻いて耕したり、草の種を食べてくれたり、糞をして土に栄養を与えたりしてくれるのです!

 

これが、円形の畑のクローズアップ。

基本的に、円の中心に近い部分には、根菜類などの1度しか収穫が出来ない野菜、外側には葉物などの何度も収穫できる野菜を植えているとのことでした。(円の中心部にアクセスする時は土を踏まないといけませんし、何より面倒ですからね。納得!)

 

ちなみに、ある畑で収穫が全部終わったら、次はその畑に鶏の家を移動させ、鶏に土を改善してもらいます。

この、定期的に鶏の家を移動させるという行為。非常に有意義!!

わざわざ人が作業をしなくても鶏が土を作ってくれるだけでなく、鶏の病気(鳥インフルエンザなど)も防ぐ事が出来るそうです。

狭い場所で多数の鶏をずーっと飼育していると、どうしても糞などが堆積して不衛生になり、鶏自身の体温によって高温状態が保たれるため菌やウィルスが活発になってしまうそうです。

 

いやはや、大変参考になりました。

しかしながら、敢えてガーデンを円形にする理由が、まだ自分の中で整理できていません。

オーナーの方に質問もして、幾つかのメリットは分かりましたが、通路にデッドスペースができてしまうというデメリットがあるように思うのです。

これに関しては、自分なりの答えが出たらこのブログでアップさせて頂きます。(もしご存知の方がいらっしゃれば、ご連絡頂けると嬉しいです!)

 

ちなみに、イベントは以下のような内容でした。

 

・アヒルへの餌やり、豚の餌やり見学、ヤギの乳搾り見学

 

・休憩タイム(お茶やお菓子が準備されています。)

・ガーデンの見学、鶏小屋での卵とり、ポニーとのふれあい、モルモットとのふれあい

 

子供達はもちろん大はしゃぎでした!

 

この農園、最近は子供向けのイベントやファームツアーの開催(学校からも問い合わせがくるそうです)で忙しくなり、以前ほどは野菜の栽培ができていないとのことでした。ただ、野菜ボックスの販売はしており、契約している地域住民やレストラン向けに週1で野菜を供給しています。

野菜の販売だけが農家ではない、という良い事例だと思います。

私も、農的な生活を通して世の中を平和で面白く出来るような’’何か”を見つけ、チャレンジしていきたいと思います!!

 

Blackbutt Reserve

まとめに入ったと見せかせて、もう一個だけご紹介。笑

レンタカーで帰る途中、動物保護区があったので立ち寄りました。

カンガルーや、

コアラや、

孔雀、

その他にもウォンバットやハリネズミ等々。

公園もあって、存分に楽しむ事ができました!!

レンタカーでニューキャッスルまで帰ってきた後は、夜ご飯を食べるためにレストランへ。

街の中をスーツケースを持って彷徨っていると、犬の散歩をしていたオジさんに声をかけられて、オススメのレストランを教えてもらいました。

それがここ!

Dumpling Flavor という店名。

Akaneは知っていましたが、私はDumplingが「ギョウザ」を意味することを知らず、何の店か入るまで分かりませんでした。笑
*「Dumpling」と書いてあったら、だいたい中華系の店だと思います。

メニューを見てみると、春巻きとかチャーハンとか、馴染みのある料理がズラリ!

パンやポテトばっかりでYutaは飽きていたので、大興奮していました。笑

 

お腹もいっぱいになり、次の農園に向かうために長距離バスのバス停へ。

出発が21時頃で寒かったので、踊ったりしながら体を温めて待ちましたとさ。笑

 

以上、今回もお読みいただき、ありがとうございました!!

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