命名 はじまりの家

どうも、Yutaです。

2018年1月に住み始めた高知県大豊町の古民家。

良い意味で何もなくて、原点に戻れる場所。

そんなこの家を『はじまりの家』と名付けました。

 

まぁまぁ長いので、時間が無い方は「3.  命名 はじまりの家」だけでも読んでもらえたら幸いです。

どんな家?

母屋

母屋の横の小さいガーデン

もう一つの建物である”離れ”と、その下に広がるガーデン

聞くところによると、人が住まなくなって既に10年が経過。

細く急な上り坂の突き当たりにある、周囲に家もない静かな場所。

標高は約300m。

電気と水道は通っているが、今は水道も止めています。

頻繁にイノシシ、シカ、ニホンザルが訪れ、この家を知る人たちからは「サルの住処」と呼ばれていました。笑

家の敷地内に、ニホンザルの群れが訪れます。笑

幸い、家の壁と屋根がしっかりしていたので、移住してすぐに住み始めました。

なにせ水道・ガスが無くて、電気のみ通っているこの家での生活は、都会とは真逆!

まさしくこんな環境で暮らしを成り立たせてみたかったので、大満足!!

 

ここでの生活

家の改修

住み始めた当初はこんな感じ。

今は少しずつ綺麗にして、間取りはこんな感じ。

 

囲炉裏は、火を焚くところしか残っていなかったので、自在鉤を自作。

裏山の竹や桜を切ってきて、紐には古いTシャツを代用。

道具はノコギリとノミと金槌。

費用ゼロ、電力もゼロ。

Tシャツの素材以外、ほぼ天然資源(材料は木、道具は鉄)から生まれた自在鉤。

スタイリッシュにしたいポイントはいくつかあるが、とりあえずは納得の出来である!

自在鉤と鉄瓶は、なんとも趣深い組み合わせ。

今後の計画としては、こんな事を考えています。
*難易度が低い順

 

  1. 屋根裏部屋を作る。
  2. 6畳の板間の板を剥がして、土間にする。(今は家に台所も無いし、洗い場もないので、土間にカマドと洗い場を作る。)
  3. 外壁を土壁にする。(壁が薄くて隙間風も入ってくるので、土壁にして断熱効果・保温効果を向上させたい。)
  4. 冬の暖房システムを構築したい。(オンドル的な床暖房?ロケットストーブ?)

 

これらが完成すれば、1年を通してもっと快適に暮らせるかも! (現状だと、冬は地獄以外の何物でもありません。笑)

 

開拓

現在実行中なのは、主に2つ。水とガーデン。

それに加え、山にも手を入れていきたい。

 

飲み水

まずは、優先順位が高い水。

その昔、この家ではすぐ裏の山から湧く水で生活していたそう。

それに関する記事はこちら。

1/7-10 文明から隔離された田舎暮らし

 

詳細は別の記事でご紹介するとして、とにかく昔の水脈を整備すると、湧き水が復活!!

家の裏から湧き水が出るなんて、ありがたすぎます。

 

ガーデン

ガーデンは大きく分けて2箇所。

しかし、ガーデン2はあまりに大きく、かつ傾斜がキツい。

手が回らない事もあり、現時点ではガーデン2は草を生やして土壌を改良中。

下記写真の通り、ガーデン1で栽培に挑戦中!!

しかし、人生初の栽培。

見た所、土は粘土質。腐葉土層も無く、土壌は痩せている様子。

それに加えて、不耕起・無肥料・ほぼ無除草というズボラ栽培の挑戦中で、かなり苦戦しています。

が、色んな発見があって楽し過ぎます!!

 

まず作ったのは、スパイラルハーブガーデン!

ご近所に住むアーティストの将太さんが遊びに来てくれて、手伝ってもらったらサクッとこの通り!!

スパイラルハーブガーデン

2018/3/31に作ったこのガーデンに、今ではペッパーミント・ホーリーバジル・スイートバジル・イタリアンパセリ・レモンバーム等が生い茂り、コリアンダーに至っては8月に種が実り、9月にもう一回種まきをしました!

 

クミンやタイムなど、発芽すらしてくれなかったものもあったのですが、総じてハーブ類は強く、水やりもほっとんどせず(発芽の時と日照りが続いて葉がしなった時くらい)、元気に育ってくれるので嬉しくなります。

 

ちなみにこのスパイラルハーブガーデン、私は手を伸ばして中心まで届くようにデザインしたので、半径60cmのものを作りました。

しかし、実際にハーブが生い茂ってくると、これだと手狭な感じ。

次回作る時は、この倍の半径1m〜1.2m程の大きさにしようと思っています。

 

 

さらに、スパイラルハーブガーデンの奥にはこんなデザインのガーデンを。

この写真(3月)の時点では草はほとんど生えていません。草は、梅雨時くらいからビックリするほど生えてきます。笑

中心の円で焚き火をし、四角く置かれた竹に座って火を囲む。竹の椅子の
すぐ後ろのキーホールガーデンには、たわわに実った野菜が。←こんなイメージでデザインしました。笑

ただただ石で区切っただけのガーデンへ、3月から5月にかけて、春・夏野菜の種をちょこちょこと播きました。

色んな種類の種を播きましたが、現時点で学習した事をいくつか書きます。

  • ジャガイモとサツマイモはどこでも育つが、めちゃくちゃ獣害に遭う。 (雑草が生い茂っている中にひっそりと一株だけ植えたりしてみたのですが、一つ残らず食べられました。そもそも、動物達との共存に挑戦したくて柵を作っていないので、厳しい事は分かっていましたが。。笑)
  • 里芋も獣害に遭うが、ジャガイモやサツマイモよりも圧倒的にマシ。
  • ニンニクやらネギも、獣害に遭う。
  • オクラ、育てやす過ぎ! (虫にも食われず、動物にも食われず。発芽も容易で、成長も良好。)
  • ここで栽培すると、背丈が小さいまま実を付ける。 (これには驚きました。我が家のオクラは背丈50〜60cm。しかし、他の農家さんの畑を見ると、最低でも1m位はあります。原因は微生物の少なさか?栄養か?)
  • 栄養が豊富すぎると、背丈ばかり伸びて、なかなか実を付けない。 (2018年1月から生ゴミを堆積させてコンポストを作っていました。6月に、実験的にそのコンポストにトマトの苗を植えると、背丈は2mを超えてすくすく成長。しかし、いまだに実を付けてくれません。。)

書き出すと止まりませんので、今回はこの辺でやめておきます。笑

4ヶ月後の7月末、草が随分増えていますが、この中でトウモロコシやら枝豆やら小豆やらヒマワリが育ってくれています。

他にも、養蜂をすべくとりあえず箱を置いてみていますが、ミツバチが入る気配はありません。笑 これから、もうちょっと本格的に勉強して、住んでもらえるような環境を整える予定。

これ、実は優先順位が高いのですが、如何せん何十年単位の話です。

 

山で何をしたいかというと、この2つ。

  1. 適所に溝と空気穴を掘り、土中の環境を改善する
    (山の保水力が低いことからも、土中環境が悪化していると想像されます。)
  2. 杉と竹が中心の山に、広葉樹(果樹も)を増やす
    (これによって、山が健康な状態を取り戻し、地滑りの防止などにも役立つ。イノシシやシカやサルたちに餌も供給できる。)

 

これで、昔の里山のように、動物と人に適度な境界線が出来、なおかつ人も山の恵みを拝借させていただける環境が整うはず!!

 

食べ物

理想は、自給自足!
この家で取れたものだけで暮らせれば、どんなに素敵な事かと思います。
しかし、まだ全然その域には達していないし、それはちょっと効率が悪いな〜と感じ始めています。
今は、同志とコミュニティを作って、食べ物や子育てやらをみんなで助け合いながらできるような環境を整える方が良いな〜と思っています。
話が逸れたのですが、前述の通り野菜の出来がイマイチです。
現時点では、春に山菜類(タケノコ、ゼンマイ、ノビル、ユキノシタ、ミツバ、タラの芽、ギボウシ、ツクシetc…)がめっちゃ取れますし、
シソやミョウガ、自然薯やコンニャク芋等が自生してくれています。

独特な葉っぱをしたコンニャク芋。

お茶の木もたくさんあるので、お茶を作ってみたり、

遊びに来てくれた友達が、お茶作りを手伝ってくれました!

そんなこんなで、あるものは最大限使って、無いものは買ってきているのが現状。
料理は、貰ったり裏山から拾ってきた薪を使い、

薪置き場。焚付けには杉の葉。そこから細い枝を燃やし、徐々に太い薪に火を付けます。

銅鍋でグツグツと。

焚き木で囲炉裏。癒される事、この上なし。

 

子供達

基本的には、勝手に娘2人で遊んでくれています。
水遊びをしたり、植物を使ってイヤリングを作ったり。笑
夏は、家の下の吉野川で遊べます!

そして、何と言ってもこの家の目玉はこれ!

デデンッ!!ハイジブランコ!!

これも、アーティストの将太さんと一緒に、突貫で6時間くらいで作ったやつ。

乗ってみると、想像を超える楽しさがある事間違いなし!

今は割とガッチリ竹を組んでいるので、上に登るのもさほど怖くないですが、最初はゆるゆるで竹を組んだ状態なので、上まで登って作業するのは冗談抜きで命懸け。笑 将太さんに感謝!!

これ、ブランコの頂点の部分まで登った時の眺め!

 

 

命名 はじまりの家

イメージ出来ましたでしょうか?

まだまだ書き足りませんが、だいたいこんな感じの暮らしです。

この家でのこんな暮らしを通して感じる事があります。

 

自然の中での暮らしは、幸福度が高い!!

 

毎日、空を見て空気を感じて天気を知る。

軒先の野菜や花達を愛でる。

鳥や虫達を観察する。

土を触って大地を感じる。

育てた作物で料理をする。

欲しいものがあれば、そこら中にある天然の材料を集めてきて自分の手で作る。

 

例え不便でも、例え貧しくても、なんだか満足ができるんです。

こういう生活を始めて、もの凄く心にゆとりができました。

時間に追われることもなく、都会と比べればお金もほとんどかからない生活。

人間、というか、動物の中の1種類である人間本来の、最も基本的な生き方がこの家にあるように思うのです。

 

なので、私たちはこの家を、『はじまりの家』と名付ける事にしました。 意味合いは2つ。

  • 産業革命前の、資本主義が主流になる前の、時間にもお金にも追われない、人間の原点(はじまり)がある家
  • 私たち家族が挑戦をはじめる拠点

 

この家では、効率を考慮しつつも、限界まで自然に優しい生活をすることがルール。

人間の”はじまり”を体験するには、極端なくらいじゃないとダメなのだ!!

 

ちなみに、2018年1月から3月まではこの家で暮らしていたのですが、訳あって4月から別の家で一時的に暮らしつつ、もう1個家(拠点)を探し中。

 

なので、今は『はじまりの家』には週に2日位通いながら、ボチボチやりたい事をやっている感じ。

ご興味ある方は、ご遠慮なく連絡ください!宿泊も可能です。^_^

 

以上、最後まで読んでくださり、心より感謝申し上げます!

今後とも宜しくお願いします!

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