瞑想って?自然と繋がるって? 屋久島 原点回帰の旅

どうも、Yutaです。

8月末、いつか行ってみたいと思っていた場所 屋久島へ行ってきました!!

きっかけは仲間(後藤 志果さん)からのお誘い。直感的に、「行くべきだ」と感じたツアー。

題して、『〜地球につながる森に還ろう〜 原点回帰の旅 屋久島2018』

私達以外にも多数の仲間が集まり、総勢30人位に。

旅の中に色んな企画が盛り込まれ、初体験の事ばかり!

瞑想をしてみたり、自然と繋がったり。

学校で習うような事ではない、いわゆるスピリチュアルな世界のお話。

この辺の世界は、私はど素人ですが、かなり興味があります。

信じるかどうか、正しいと思うかどうかは、全て自分次第。

人生は選択の連続なのです。(^^)

 

Day1 生命の水に出逢う

水は、場所場所によって全て波長が異なるらしい。

確かに、蒸発した水が雨となって大地に降り注ぎ、その全てが無数の経路を通り、重力に従って海へと向かう。

となれば、確かにどれ一つとして同じものは無さそう。

 

ということで、まずは屋久島の水とつながる(波長をあわせる)時間からスタート!

方法は、屋久島の川にザブン!と脳天まで入るというシンプルなもの。

今回の旅のガイドを務めてくださっているEarth Tribes(直訳すると、「地球部族」的な感じ。人類皆兄弟的な意味が込められているのか?とにかく凄く良いネーミング!!)の洋見さんに従い、川に入る前に、手を合わせて川への感謝や無事故を祈る←こういうのって人前でやるのはちょっと恥ずかしいかもしれません。私もそうです。でも、実は凄く意味があって、大切な事なんだと思います。洋見さんは祈りに集中し、他の事など一切気になっていない様子で、めちゃくちゃ格好良かった!

 

そして、冷たい川に入水!!

と思いきや、冷たさの中にも優しく包み込んでくれるような感覚があります。

これは私だけでなく、他の仲間も言っていました。

お祈りをした結果、屋久島が我々を受け入れてくれたのか?なんて事を考えたりしました。

 

ちなみに、写真がないのが残念ですが、川には驚くほど多種多様な魚達が優雅に泳いでいました。

鮎なども目の前を横切ります。

川や海に行けば、これまで泳がずに生物ばかり探していた我が人生の中で、こんな密度で多種の魚がいる川を私は見た事がなく、大感動!!

 

Day2  地球とつながる森と出逢う

全ての命のはじまりを感じる森の時間。

森は、人それぞれ、その時々によって表情やみせてくれる森の姿が変わるらしい。

さぁ、どんな時間になるのだろうか。

 

この日は朝5:00起床。

身支度をして山へ行き、かれこれ山中に10時間くらい滞在しただろうか。

子供達は別のガイドさんと一緒に早めに下山し、海や滝で楽しみました。

 

大人達はひたすら山中を歩きます。

この日は雨模様だったのですが、雨ならここの森が最高という「白谷雲水峡」へと行きました。

森へ踏み入れる前は、やはり感謝の気持ち等を伝えるため、手を合わせます。

 

入るとすぐ、それはそれは生命感あふれる森と出会えました。

至る所に沢があり、そこを避けるように樹々が生え、沢は遮られる事なく、岩の間をグニャグニャと湾曲しながら流れていました。

例えば、湾曲した水の流れは水流を弱め、泥が下部へ流出するのを防ぐ働きがあります。

人間なら、砂防ダムというものを作ってこの機能を人工的に作り出したりします。

しかし、沢に人工物(コンクリート壁)を作ってしまうと、本来水や空気が自由に出入りしていた微細な道が塞がれ、水や空気が滞留します。

で、人間はコンクリート壁の中に塩ビパイプを埋め込み、その通り道を人工的に作り出します。

でも、結局その穴は目詰まりを起こし、機能不全となる。

そして、いつしか滞留した水が周囲の土を軟弱化させ、土砂崩れを起こす。。。

 

こんな事が、世界各地で起こっているのです。

自然の機能を人工的に補おうとしても、やはり自然というのはあり得ないほど多種の要素が絶妙なバランスを取って成り立っており、下手に人が手を入れても自然と同じ機能は作り出せないのです。

結局自然はその不自然なものを排除すべく、天災など形で洗い流してしまうのです。

 

つい、話が逸れました。

屋久島の森の中では、共生革命家のソーヤー海さん(東京アーバンパーマカルチャー)が要所要所でリードしてくれました。

中でも、こんな話が印象深かった。

 

「全ての答えは自然が教えてくれる。」

「自然には命の循環があり、命の始まりと終わり境目さえもない。」

 

一本の木が倒れ、その部分に光が射すようになる。(確か、英語では “Lucky Spot” だったかな)

木は長い年月を経て微生物達が腐食させ、

 

その上に種が飛んできたり、鳥達が植物のタネを落としたりして、命が芽生える。

 

切株にも同様に、長い年月を経て新たな生命が宿る。

いずれ、そんな沢山の生命達も場所を譲り合い、少しずつ自然淘汰が起こる。

そして最後には、切株の上にこんな大木(写真は屋久杉)が育つのだ。

 

他にも、歩きながら行う瞑想、食べながら行う瞑想もしました。

ここで言う瞑想とは、『”今この瞬間”に集中すること』です。

皆さん、普段喋っていない時でも頭の中では色んな事を考えていますよね?

どんな事を考えてます?

 

例えば・・・

「この後何をしないといけないんだったっけなー。」

「あー、あのレポート明日が期限や。。」

「昨日終わらせとけば良かった。。」

 

 

未来への不安恐怖だったり、過去の後悔だったり。雑念です!

実は、”今この瞬間”のことを考えている時間って、ほとんど無いことに気づかされます。

今この瞬間は、今しかないのに。

 

瞑想の時に何をすれば良いか分からなくなったら、自分の呼吸に意識を向ける事。

まさに、今この瞬間に呼吸をしていることに意識を向けるのです。

他にも、食べる時は、食べ物の色や形、味をじっくり味わったり、歩く時は一歩ごとにゴールを祝福したり(目的地は遥か先でも、今この瞬間の1歩を1つのゴールとして喜ぶ)。

 

そんなこんなで瞑想状態に入ると、色んな良いことがあるらしい。

受験勉強の時に、気がついたらテキスト1冊を終わらせてしまっていたり。

ピッチャーが投げたボールが止まって見えたり。

高いところから落ちる時に、スローモーションに感じたり。

こんなのも、もしかしたら瞑想状態の為せる技なのかも!

 

ちなみにこの日、私は瞑想の意味があまり理解できず、気を抜くと過去の思い出に浸ったりしていて、全く瞑想状態に入れず。笑

 

その後、「森と繋がる時間」として1時間もの間、原生林の中で自分が好きな木に寄り添いました。

それはそれは優雅な時間。

ある一本の大きな屋久杉の近くに行った時には、ビリビリと手が痺れる感覚がありました。

「もしかして、木が話しかけてくれているのか!?」と気持ちが高揚しましたが、待てど暮らせど私には何も聞こえず。まだまだ、その域には達せません。

 

とにもかくにも、この森での大変は私の心身をリラックスさせてくれ、自分や自然との繋がり方(瞑想)を知れた大変良い機会となりました。

奉行杉

屋久島の森は、命が溢れ、怖くなく(どこまで行っても程よく光が射し込んでいました)、優しく包み込んでくれるような温かさのある、素晴らしい場所でした!

 

Day3  未来へつなぐ希望と出逢う

生態系の一部である私たちが、この地球で生きていくための知恵、新しい生き方、人間のつながりと美しさと豊かさ、パーマカルチャー、生かし合う生態系のこと、消費や経済よりも大切な命とつながる暮らし方、無敵な世界への招待状、アクティビズム、ギフトエコロジーなどなど。

ソーヤー海さんが持ってるたくさんのインスピレーションや知識や智慧をシェアしてもらいながら、『未来の地球をつくっていく子どもたちへつなげたいこと、私たち大人が今やることは何か?』なんてことを考えました。

ソーヤー海さんの話から色々刺激を受け、凄く有意義な時間でした。

印象的だった事をいくつか記載しておきます。

 

・マインドフルネスを日本語に訳すなら、「念」。

・「念」は、今の心と書く。今この瞬間に集中すること。

・子供達は今を考えて行動している。

・問題が発生した場合、表面的な事ではなく、その真理を追求して根本的な部分から解決しなければ繰り返し問題は発生する。

・エゴシステムより、エコシステム。(上下が無い世界)

・自分らしく、自由に生きたい。だから「恐怖」ではなく「愛」を基準に選択する。
(「⚪︎⚪︎をしないと××になるから、仕方なくやる。」のではなく、「⚪︎⚪︎をしたいからやる。」という選択。)

 

・Giftは、「無条件の愛」がキーワード。

・資本主義経済からギフト経済への移行。

 

お金がなくても皆が幸せになれる方法は必ずあり、そんな社会が到来しようとしている。

そう感じた、ワクワクするお話でした!!

 

Day4  原点回帰 新しい自分と出逢う

最終日は、自分と深く繋がったり、屋久島からインスピレーションを受けたことをもとに、新しい自分と出会います。

その前に、まずは腹ごしらえ!

マクロビオティックで有名な naka mIe先生の料理。

「いただきます」と手を合わせ、料理してくださった方や食材などなどに感謝しつつ、

美しく健康的な料理に舌鼓を打ちました。

 

その後、各々が好きな場所に行って、自分と繋がる静かな時間を過ごしました。

その時でした。

これまで教えてもらった瞑想の方法を駆使して精神統一していると、頭に「愛」という言葉が木霊 ( こだま) してきたのです。

私の思い込みなのかも知れません。しかし、これは誰かからのメッセージなのだと信じ、自分の原点の言葉として胸に刻みました。

最後は、各々が感じ取った事をシェアし、ツアーは終了。

この仲間と出会えて良かったと、心から思えたツアーでした。本当にありがとう!!

 

他にももっと描きたいことはあるのですが、今回は「原点回帰」に直結する内容にフォーカスしたかったので、こんな感じでまとめました。

大変長文になってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました!!  




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