どうも、Yutaです。
前回投稿した通り、ニュージーランドに到着した我々。
ニュージーランド 南島の小さな町 ネルソンの空港を出ると、目の前は既に壮大な自然。
文字にするのは難しいですが、オーストラリアとはまた違う感じ!
Yutaは2007年(10年前)に2週間だけ、大学生の卒業旅行としてニュージーランドに来ており、そこからニュージーランドの虜。
Akaneはというと、到着初日にして虜になりました!!
Atamai Village
今回お邪魔したのは『Atamai Village』というエココミュニティ。
地球環境に配慮した持続可能な暮らしを目的として運営されています。
2年ほど前(2015年)の、エコな、地球に優しい暮らしを真剣に考え始めた頃に知った場所で、ずっと興味を持っていました。
車で約40分の道のりを、ちょこちょこ止まって景色を楽しむせいで1時間半かけて、ようやく到着!
ニュージーランド、ポテンシャル高過ぎです!
そしてここがVillage。
宿泊させて頂いたのは、Village内のB&B。
この村での事を少しご紹介させて頂きます。
B&Bの家
さすがはエコビレッジ。こだわりがすごいです。
電気
ソーラーパネルを使用されています。
水
雨水で生活の全ての水を補っています。
タンクにはコンクリートのタンクを使用。丈夫で長持ちし、さらには水をアルカリ性に傾けてくれる作用もあるため、コンクリートを選ばれたとの事でした。
冷蔵庫
冷凍庫を冷蔵庫として使用されています。
具体的には、冷凍専用庫に温度センサーを付け、「温度が5度以上になれば電源が自動的にONになり、5度以下になればOFFになる。」的な仕組みを構築されていました。
冷凍庫は保温性が高いため、結構な節電になるとの事。賢いですね〜!
食料庫
分厚めの壁に囲まれた小部屋。
床には穴。
壁は温度変化を避けるためで、床の穴は地下からの冷たい空気を部屋に誘い込むためのもの。
他にもまだまだありますが、長くなるので割愛しておきます。。
ホームスクール
この言葉、聞いた事はありますでしょうか。
YHがタイに行った時も、オーストラリアでも、しょっちゅうこの話題が出ます。
日本ではまだかなりマイナーですが、海外では教育の選択肢として、珍しくは無くなってきているようです。
B&Bを営むホストさんも2人の子供を抱えられていますが、まさにホームスクールを実施されています。
読んで字のごとく、親が先生です。
ホームスクールを申し出ると、政府からガイドライン(〇歳なら、数学は〇〇レベルまで学習すること、的なやつ)が届き、それに対して親がカリキュラムを作り、政府に提出。
それが問題なければ、晴れてホームスクールが認められます。
これが認められると、少額ですが国からお金も貰えるそうです。(税金で運営している学校に行かない代わりに、現金が貰える仕組み)
画一的な教育と比較してデメリットもありますが、メリットも多そう。子供は十人十色。それなら、教育にも色んな選択肢があってしかるべきだと感じました!
Village内の果樹園
村で共同運営されている果樹園。
これがまた素晴らしい。
B&Bのホストさんにツアーガイドをして頂いたのですが、まさにパーマカルチャー。
こんな感じで、斜面に広がっています。
例えば、こんな事をされています。
① 同じ種類の樹は、絶対に隣同士に植えない。
→同じ種類の樹を近くに植えると、その樹の果実が好きな鳥や虫が一気に食べ尽くしてしまうため。
② 木の根元には、周囲の雑草を切って敷き詰める。
→雑草防除、保温、保湿などの効果がある。
③ 果樹に網を被せない。
→何割かは鳥に食べられるが、鳥の糞が良い栄養素となる。
ワイン農場
ニュージーランド移住を考えていた時に見つけた、コウヘイさん。
大学卒業後にロンドンで働かれ、その後2011年にニュージーランドでワイン作りを学び、修行期間を経て起業。永住権も取得されています。
その行動力もさることながら、知識も凄い。
太陽の角度を考慮して綿密に計算された樹の配置。
栄養素が作物に与える影響を考慮した、オーガニック肥料の配合。
作業時の無駄のない動き。
コウヘイさんがほぼ手作業で育てたブドウを使ったワイン。
到着した当日にプレゼントしてれたピノグリのワインは
フルーティーで飲みやすく、ついつい飲み過ぎてしまうほど。。
色々と勉強させて頂き、ありがとうございました!
絶品のオーガニックワインは、こちらから購入可能です。
こんな綺麗なところで暮らせたら最高ですね!!
今回もお読みいただき、ありがとうございました!!
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