Day62-65 French Island

どうも、AK・YHです。

次はFrench Islandへ移動!

旅の合間に知り合った人に、「French Islandに行く」と言ったら皆んな、「It’s nice place!!」と言ってくれるので、期待値は自ずと高まります。

ここは、シドニーでのWWOOFホストの友達が紹介してくれ、宿泊させて頂けることになった場所。

有難いご縁です。

 

French Islandには、メルボルン市内からバスや電車を乗り継ぎ、最後はフェリーで上陸します。

しかしここはメルボルン。

電車やバスや路面電車が縦横無尽に張り巡らされています。

旅の最強のお供、Google Mapを頼りに電車とバスを乗り継ぎます。

フェリーの時間に遅れたら洒落にならないので集中して行動しました。

が、なぜか、どうしても、反対方面の電車に乗りかけて、でも結局乗った電車が反対方面に行ったり、車内アナウンスを聞き逃して行き過ぎたり。。。笑

4回ミスが発生した時点で、重い荷物と2歳のKOを抱えつつ、徒歩で駅まで行くという決断を下しました。笑

5歳のMIは頑張って歩いてくれて、本当に助かりました。(タクシーは、そう簡単には使いません。笑)

 

フェリーの出発を待っている間、AKはリンゴをシャリシャリと頬張り、「最近、リンゴを全部食べれそうな気がしてきた。」とボソリ。

見てみると、どうやってここだけ残せたのか逆に聞きたいくらい、ホッソリとしたリンゴが。笑

ゴミも減るし、良い事だなぁと感心しました。(まぁ、生モノならコンポストとかに使えるので、ゴミにはならないのですが。)

 

前置きが長くなりましたが、無事にFrench Islandに上陸!

船着場にはホストさんが迎えに来てくれていました。

ご自宅への移動中、French Islandについてこんなお話を聞きました。

 

ここは、70%が国立公園で人口は100人程度。

非法人地域で自分たちの自治体で全てを管理しています。

1区画は100エーカー(東京ドーム8.6個分!笑)に決められており、現在60世帯ほどが住んでいます。

1区画をこんなに大きくしている理由は、島内の人口が増えるのを防ぐためなのかなーと想像したりします。

また、島にはリサイクル施設がないため、ゴミの廃棄方法に課題があるそうです。

そこで、島の住人が瓶は島内でリサイクルしたいと、瓶を粉々にする機械を購入し、粉々になったガラスをセメント等に混ぜて、道路の修復に使用したりしているそうです。

 

それにしても、めちゃくちゃ綺麗なところ!!

子供達のために、即席で作ってくれたブランコ!

 

ここで学んだり経験をしたりした事の一部をご紹介します!

【セルフビルド】

土地購入時は、ほとんど何もない草原だったという、この土地。

大工であるご主人が、コツコツと家や牛小屋などを建てたとの事。

このホストさんがここに移住されて確か約10年。今なお、ゆっくりではありますが増築や改築をされています。

いやはや、尊敬します。

メインハウスの中は、こんな感じで広々。

日本の伝統的な家屋とは異なる構造で、興味深かったです。

それと、YH個人的にペンキは化学物質が多く含まれていそうであまり良いイメージを持っていなかったので、「なぜ内壁を白色にペイントしたのか?」と聞いてみたら、こんな回答でした。

部屋を明るくしたいから!

考えてみれば当たり前のことなのかもしれませんが、大いに納得。

パーマカルチャーのガーデニングスキルでも、日当りの悪い場所(もっと日当りを強くしたい場所)の後ろ側に白い壁を作り、光を反射させて間接的に日光を当てるというような手法もあります。

 

【Electric system、Water system】

これも大変参考になりました。

電気は全て太陽電池。

そして、水道がない、French Island。笑

こちらでは、雨水を複数のタンクに貯めて使われています。

タンクに貯めた水は、定期的にポンプを使ってこのタンクに吸い上げます。

タンクの下の部屋は、50cm位の厚さの土壁で囲まれており、いつでも冷んやり。ここに保存食などを保管されていました!

このタンクは高い位置にあるため、あとは水道の蛇口をひねるだけで水が出ます。

重力で水が押し出されるので、電気も一切使いませんし、勢いも申し分無し。

 

温水はというと。

極力シンプルに図にしたつもりなのですが、こんな感じ!

薪の火で料理を行い、その火で水を温めてタンクに貯めておく。

当然、薪は自分の敷地内で枝打ちをしたりして調達。

燃やして出来た灰は、畑の土作り等に使用。

さらに日が昇ると太陽熱でも水を温めて、タンクに貯めておく。

実に無駄が無い!自然が循環している!

素晴らしい!!

 

長くなったので、次回もここでの生活についての記事を書かせて頂きます!

 

それと、Google Map。ご存知の方も多いと思うのですが、携帯が使えない状況でも(電波が入らなかったり海外に行った時など)実は大いに役立ちます!

まず、位置情報に関しては電波の有無は関係なく、測位してくれます。

そして、オフラインの状態でも車道案内(2017.11時点 徒歩ルートは表示不可)をしてもらえる方法がこちら。
*オンライン環境下で、事前に下記の作業が必要です。

① Google Mapのアプリを開いて、左上のボタンを押す。

② Offline maps を押す。

③ Custom map を押し、特定の地域の地図をダウンロード。

 

ということで、今回もお読みいただき、ありがとうございました!!



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