どうも、Yutaです!
いよいよ寒くなってきた11月。
去年の「はじまりの家」は一切の暖房設備がなく、家の中も極寒でした。笑
ということで、冬目前にして遂に、火を焚ける空間を求めて土間を作りました!!
最終的なイメージは??
現状
ここの、6畳の板間+玄関(1畳半)を土間にします。
と言っても、その昔はここが土間だったようで、床下にはその痕跡があります。
なので、土間の土を突き固める作業は不要!
完成予想図
ジャジャーン!!!
拡大するとこんな感じ。
主な材料は木・竹・土・石・(鉄)くらい。
何も買わず、そこら辺で手に入る天然素材で全部作るつもり。
ただ、これはあくまでも私の妄想。笑
特にオーブンと床暖房システムは、頭の中ではイメージ出来ても、それがちゃんと機能するのかは全くの不明です。
いつ全部完成するかは分かりませんが、トライアンドエラーで進めてみて、最終的に自分が満足できる形になればそれでオッケー!笑
土間作り
作業1 床下の隙間を埋める
家の周囲の床下部分は、こんな構造になっています。
この隙間部分を、家にストックされていた廃材で埋めていきます。
写真に釘が写っていますが、これは元々使われていたもの。
私はほぼ釘無しで隙間を埋めました。取り急ぎ適当にやったので、蹴ったら壊れてしまいますが。笑
作業2 床板をめくる
さて、次はいよいよ床板をめくります。
これで一気に土間っぽくなります。
こんな感じから、
こんな感じを経て
大引や根太など基礎部分を抜いたり切ったりして、土間が出現!!
ここで一息(子供達の遊び)
私が作業をしている間、子供達はこんな事をしていました。
子供達の図工の時間。自分達で設計図作って、それっぽい材料を山から見つけてくる。
最後までやり遂げられるかな?笑#はじまりの家 #図工 #竹細工 pic.twitter.com/11G4NnWGp7— Yuta@半野生人 (@Amby__Life) November 4, 2018
鳥、完成!!大人は一切口出しせず(ほったらかし?笑)、指定された竹を切ってあげたのと、指定された場所にキリで穴を空けただけ。クリエイティブ!(^^)#はじまりの家 #竹細工 pic.twitter.com/OBR3dTX8Sz
— Yuta@半野生人 (@Amby__Life) November 4, 2018
大自然の中で、こうやって自らの力で物を創り出していく力は尊い。
どんどんこんな事をやって欲しいな〜と思いますね。
まぁ、子供は親の思い通りには動いてくれませんが。笑
作業3 腰掛け部分を作る
土間と畳の高低差が大きいので、その間に段差を作ります。
その段差を、床暖房機能付きの腰掛けにしようという話です。
床暖房機能は相当時間がかかるので手を付けず、今回は腰掛け部分だけ作ります。
まず、床下に隙間が空いていたので、板で埋めました。
そして、あれやこれややって土間が完成!!!
左側に並んでいる流し台とかは最初から備え付けられていたやつです。
はじまりの家のコンセプトに合わないので、今後かまど等を作る時にどこか別の場所へ動かしたいな(捨てるのは勿体無いので、誰かに使ってもらうとか)と考えています。
こだわりポイント
腰掛け部分を作る時の工法です。
昔々、日本で釘を使わずに建築物が作られていた頃に生み出された工法。
今は在来工法と呼ばれてたりしています。
その技術の一つが、「継手」「仕口」。
これが私の興味のど真ん中なんですよね〜。
今から2年半位前、仕事を辞めて田舎に移住しようと真剣に考え始めた時、絶対にやりたいと思ったことの一つが、自分で在来工法で家を建てること。
そんなことから、都会のマンションの広場で継手の練習をしていました。笑
これは腰掛け蟻継ぎ!!!
こんな経緯もあり、今回も腰掛け蟻継ぎを使って腰掛けを作りました。笑
釘を使えばすぐ終わる事なのかも知れません。
でも、その釘を作るのにもしも少しでも環境負荷がかかるのならとか思ってしまうと、自分に余裕があるなら時間をかけて環境に優しい方法を取りたい。
これが私のこだわりであり、『はじまりの家』のコンセプトでもあるのです。
という事で、以上!!土間作りでした!!めちゃくちゃ楽しかった〜♪
また折を見て、この土間にいろんな物を作っていきたいと思います。^-^
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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