どうも、Yutaです!
『はじまりの家』で大量に取れた柚子。(まだ取りきれていないのですが。。)
今回はその加工についての記事。
加工で最もオーソドックスであろうものが、ユノス(ゆのす)(柚子果汁)。
そいつで、低濃度アルコールの発泡酒を作ろうという実験!
私はお酒が飲めないのだが、いやはや楽しみである。
柚子を搾る
搾り方
まぁ説明するほどの事でもありませんが。笑
ちなみに、手で搾ると結構大変。
そんな事を友人に話していたら、こんなものをくれました!!
柚子搾り専用器!!
わざわざ専用の器械は要らんやろ、とナメていましたが、めっちゃ楽でした!!笑
柚子1個あたりの果汁量は?
これ、気になっていたので検証してみました!!
結果は、、、
1個あたり15〜21.5g!!!
搾る強さによってかなり左右されました。
1個あたり21.5g 搾った時は、手でがっつりやりました。
まぁ、強く搾ると皮の渋みも出るので、味も変わったりします。
ちなみに、この黄色いコンテナ1個で200個くらい入ります。
という事は、コンテナ1個で3000ml〜4300mlくらいのユノスが作れる計算。
ユノスの保存方法・用途
こうやって完成したユノス。
自分の家で獲れて、自分で搾ったユノスは、めっちゃ愛着が湧きます。
保存方法
作り方にもある通り、100%柚子果汁なので、防腐剤的なものは何も入っていません。
加熱処理なんかもしていません。
しかし!!!聞いた感じでは冷蔵保存で1年保存できそう!!
市販のものでは、賞味期限が3ヶ月のものなどもありますが、まぁこの辺はおいおい検証してみたいと思います。
用途
まず思いつくのが、柚子ジュース!!
作ったユノスに蜂蜜を加え、水で薄める。
ミツバチを飼育すれば、柚子ジュースは自給自足できますね。笑
他にも、高知では醤油に混ぜて刺身を食べたりする人が多いんだとか。
旨そう。。
ドレッシングにも使える。
ビールとかお酒の風味付けに使っているという話も聞きました。
こんな感じで、高知に来るまで全く親しみのなかったユノスですが、これからは随分と身近な存在に。
柚子で発泡酒を作る実験
大量に作ったユノスを見て、私の好奇心がくすぐられた。笑
ユノスを使って、発泡酒を作ってみたい!!
(アルコール度数1%未満なら酒造法に抵触しないらしい。)
なぜこんな発想をしたかと言うと、オーストラリアに行った時に『アップルサイダー』という発泡酒と出会ったから。
その作り方が、「りんごジュースを密封放置する(酵母を加えたり、蜂蜜を加えたりする場合もある)」と言う奇跡的に簡単なもので、なおかつ微炭酸のアルコール飲料!
酒が飲めない私でも美味しくて、飲みやすいものでした。
ジュースが発泡酒になる理由
独自に調べたり、人に聞いたりした結果、めちゃくちゃ簡単に書くと、どうやらこう言う事っぽい。
- 果汁の中に酵母が混ざっている。
(だいたいどの果物にも、外皮の部分に酵母が生息しているらしい。搾る時にその酵母が、果汁に混入するのだ。) - 果汁に含まれている糖分(ブドウ糖)が、酵母のエサになる。
- 酵母がエサを食べる時、エサを二酸化炭素とエタノールに分解(嫌気呼吸やアルコール発酵と呼ぶ)する。
この反応によって得た二酸化炭素は、容器の蓋を密閉しておくことで液体中に溶け込み、その液体は炭酸になる。
エタノールはもちろん、液体をお酒にしてくれる。
ちなみに、当たり前ですがエサ(糖分)が多ければ多いほど、二酸化炭素濃度もアルコール濃度も高くなります。
柚子サイダー 1号
早速仕込みました。
柚子はミカン等の柑橘系と比べて糖分が低いため、エサが少ないだろうと予想。
なので、ユノスに少しの蜂蜜を加えて、密封してみました。
(密封といっても、瓶が破裂したら怖いので、蓋は軽めに締めています)
さて、そのまま常温下で放置すること9日。
待ちきれずに試飲してみました!
まず、瓶の蓋を開けると、、、
プシュー!!!
おぉっ!!
コトッコトッコトッ。
おおぉ!!!
実際に飲んでみると、完全に炭酸になってました!
自然の力で炭酸が作れるなんて。。感動的な体験!!
ちなみに、アルコールの方も超うっすら入ってるっぽい。
めちゃくちゃお酒に弱い私にしか、アルコールが入っているかどうか分からないんじゃないかな?位の、低濃度。笑
まぁ、そこらへんは糖分の量を調節したら、欲しいアルコール濃度は狙えそう。
あとは、ユノスが普通に酸っぱいので、飲む時に何かで割るか、発酵させる前に水で割っておくか。とかかなぁ。
まだまだ実験は必要。
でも、楽しみがまた一つ増えました!!
では、今回はここまで。
ありがたい柚子の木。来年も元気に実ってほしいものです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
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